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アトピー持ちの元フリーターが稚内に移住した話

アトピーとうまく付き合うために、日本最北端に移住して生活することを決めた。

「アトピーの女王」読んだら共感しまくり!

雨宮処凛さんが書いた「アトピーの女王」。

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実家の本棚にあったので久々に読んでみたら、アトピー持ちの私でさえも、ひぇ~!!!と思ってしまう程壮絶な人生を過ごされている。

私はまだマシなほうだったのかな?

 

幼い頃からアトピーに悩まされ続け、著者を含む家族の悪戦苦闘の日々を書いたアトピー闘争記。学校でイジメにあい、初恋も一瞬で終わり、アトピービジネスに翻弄され、、と読んでるだけでも辛い(--)

 

数々の療法を試されており、私も知らないものがありました。その中に土佐清水病院の療法がありました!やはり土佐清水病院はアトピーもちの間では有名なんですね。

アトピービジネスの犠牲者たちの内容も書かれており、民間療法は一歩間違えると恐ろしい。

かといってステロイドを長期塗るわけにもいかず。。。

個人が何を優先(仕事、健康など)するかによって治療法も違ってくるので、万人にあう治療法はないんですよね。

 

 

文中にアトピーの調子によってその日の性格、キャラが変わると書いていて、めちゃくちゃ共感できました。

私自身も大学の頃は見た目気にしていたので、顔が赤い時は人と話すのが嫌でした。


  この本を読んで、そうなんだ!と少し嬉しい気持ちになったのは、喘息は死ねる病気であること。

いざ、喘息の症状がでるとちょー辛い!なんせ息がうまく吸えないんですから!あれはあれでキツイものがあります。

アトピーはどんなに辛くても死ぬことができないので、これもこれで辛い。自殺率は高いですが、


同じアトピーもちだからこそ、めちゃ気持ちがわかり胸が痛くなりました。

アトピー治療に関する本は腐るほどありますが、病状やその人の生活を語った本はあまり見かけません。

私にとって「アトピーの女王」は親近感のわく本です。

医療目線ではなく、アトピーの人が自分の経験を踏まえた出来事を書いているので、これある!そうだよね!と共感できる場面が何度もありました。